島の冒険活動報告

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報告日:平成20年9月3日(金)
報告リーダー名:堀越リーダー

場所:宮城県石巻市田代島 
宿泊:田代島自然教育センター 
対象:小学2年生~中学1年生 参加者:26名
日程:8月1日(金)~8月4日

1日目 8月1日(金)

YMCA出発9:00、続々と子ども達が集合してまいりましたが今回は参加者が26名と少なくスムースに出発式を済ませ予定通りにYMCAを出発しましたバスの中のグループタイムで自己紹介が行われ子ども達はいつの間にかグループの1員になっていったようです。10:30分に石 巻港観光桟橋に到着しました。乗船手続きを済ませマーメード号に乗船、一路田代島を目指しました。ほぼ全員が甲板デッキに出て外をながめていました。今回は揺れも少なく快適な船旅となりました。子ども達には海の色がどんどん変わって行く様子を観察していたようで「リーダー海の色がまた変わったよ」途中大泊港に入港した際には「リーダー岸壁にウニがいるよ」などと逐一報告してくれる子どもがたくさんいました。 昼食を済ませ、海水浴組と釣り組に分かれてプログラムが始まりました。釣り組8名が堀越リーダー、海水浴組18名が増山リーダー他4名のリーダーでプログラムが始まりました。釣り組の成果は潮周りもよく16匹の成果、しかし根がかりも頻発「リーダー大物」よく見ると根がかり、「リーダーこのえさ付けることができないからえさつけて」「だったら釣りできないじゃん」そんなやり取りが行われ、子ども達はえさのアオイソメと格闘。海水浴組はポケットビーチで海水浴いや海草合戦。ここにも地球の温暖化現象が現れているようで、ポケットビーチには藻がたくさん発生し、泳いでいても足に絡みつく始末。子ども達はその藻を集め丸めてリーダーにぶっつける遊びが大流行。リーダーたちは逃げるのに必死だったようです。15:30教育センターの開所式、その後オリエンテーションとプログラムは流れていきました。食事は昨年までと変わりキッチンリーダーの手作りです。量、質共にバランスの取れた充実した食事になりました。味噌汁は煮干でだしを取り4・5種類の野菜が必ず入る豪華な味噌汁で、主食などはハンバーグの他にサラダ、ご飯、デザートといった具合でちょっと豪勢な食事になりました。初日の夜は、グループの仲間をテーマに「田代島を知ってるかい」ゲーム大会が行われました。これは田代島の地名にちなんだくじにそれぞれさまざまなクイズやゲームの指示が書かれておりそれらの問題や競争にグループ単位で参加するものもあれば、代表1名で競い合うものもあればさまざまな競技が行われました。たとえば各チームに配られた新聞紙から制限時間内にグループ全体でいくつ海の生き物を見つけ出せるかといったものや時間内で今回参加しているメンバー、リーダーの名前を書きだせるかといったグループ全員で行うゲーム、そしてグループ代表者1名が新聞紙相撲や腹筋競争などが競われました。なんと見事1位に輝いたのは仁美リーダーグループで司会進行を仁美リーダーが行っていたため増山リーダーが代打で入っていたのですが何と1位になり一番はしゃいでいたのは増山リーダーでした。

2日目(8月2日)

午前中は大泊港をゴールに田代島ウォークラリーが行われました。これはグループ毎に時間差で出発し途中の矢印の数、クイズポイント、ポストポイントで競われました。約3.5キロのコースを子ど も達はグループで話し合いながらいろいろな作戦を立てて行っていました。途中仁斗田の集落の中に5つのクイズポイントを作り網の目になっている集落を子ども達は地図を頼りにいったりきたりと汗だくになって探していました。見事1位に輝いたグループは麻也子リーダー、2位仁美リーダー、3位克俊リーダー、4位翔リーダーグループで何と女子チームが上位を独占!これは高学年の子ども達の賜物でした。大泊港で弁当をいただき午後からはイカダ作りが行われました。12本の竹と9つのチュウブをひもで結んで作り上げます。すべての箇所をしっかりと結ばないと海に出たときに大変なことになってしまうので子ども達は真剣な眼差しでイカダを作っていました。約40分で2つのイカダは完成。克俊&麻也子リーダーチームのイカダはタイタニック号、翔&仁美リーダーチームのイカダはビスマルク号と命名しいざ出航。大海原へ進み始めました。その後、毎年恒例の スイカタイム、程よく冷やされた2つのスイカ。まさに争奪戦!お代わりの嵐です。中にはカブトムシでもそこまで行かないぞというくらいの勢いで食べていた子どももおりました。その後、センターに戻りお風呂タイム、夕食と時間は流れました。2日目の夜はナイトウォークラリーが体育館と旧小学校校舎、宿舎を利用して行われました。グループでもって行っていい懐中電灯は2つ。この子ども達同士のやり取りがまた愉快「こっちの懐中電灯が明るいよ」「いや、明るくても遠くまで照らせないとだめだよ」などといった選別から始まっていたようです。様々な教室に隠されたクイズや暗号を拾ってひとつの文章を完成させるのですが、子どもたちは、怖がりながらもワーワー、ギャーギャー言いながら時間内にポイントを回っていました。

3日目(8月3日)

朝から快晴、そして幸運続きで3日は潮回りが良く大潮、絶好の磯遊び日和になりました。センターを出発しマンガアイランドを抜けて約1.5キロの道のりを子ども達は軽快に移動。これまでの内海とは違って目の前には水平線まで広がる太平洋と真っ青な底まで見える学校の浜が広がっているのです。子ども達にいくつかの注意を促しいざ学校の浜の磯場に出陣。先頭を切ったのは増山リーダー豪快に泳ぎ始めました。 1メートル以上潮が引いておりあちらこちらに潮溜まりができています。まさに小さな水族館がいたるところにあるのです。子ども達は思い思いにヤドカリやカニ取に夢中です。男の子の低学年のグループなどはバケツ1杯にヒトデをとり楽しんでいたようです。しかし、今回の収穫のベスト3はナマコを2匹ゲット。そしてツブ貝を約40個、そしてウニを8個程見つけました。もちろんウニは持ち帰ることができませんでしたが、ナマコとツブは持ち帰り夕食の食卓に並びました。昼食を学校の浜でいただき午後からも磯遊びを楽しみました。終了2:45着替えてセンターへ移動となりました。お風呂を済ませ夕食です。3日目のメニューは酢豚です。もちろんテーブルには学校の浜で採ったナマコとツブが並んでいます。ナマコは酢醤油でツブは醤油味で「うめー」「これちょっと苦い」などと感想は様々でしたが、残すことなくすべてを子ども達が平らげていました。3日目夜はキャンプファイヤーが行われました。最初に校庭に集まり子ども達に今回のファイヤーの意味とキャラクターデベロップメントについての説明が行われました。ファイヤー場につながる道には赤(思いやり)青(正直)緑(責任感)黄(尊敬)で作られたキャンドルロードが作られており、幻想的なファイヤーがスタートしました。それぞれグループの代表4人が4色のキャンドルからトーチ棒に着火し今回のキャンプで気づいた4つの価値について一言ずつ感想を述べ目の前の井桁に点火しました。キャンプソングを歌い感想を述べ静かにファイヤーは終わりになりました。

最終日(8月4日)

退所日ということもあり朝から子どもたちは慌しく活動しています。部屋の掃除、施設のすべての掃除、荷物移動とバタバタです。この後片付けがスムースに進むかどうかで午前中のプログラム時間が決まってくるので子どもたちもてきぱきとこなしていました。ほぼ予定通りの9:45から体育館で退所式が行われ自然教育センターを後にすることができました。まずはポケットビーチまでの移動です。慣れた道のりを子どもたちは颯爽と歩いていきました。ビーチに到着、すぐに釣り組みと海水浴組に分かれプログラムが開始されました。釣り組みのほうは潮周りが干潮だったためいまひとつだったようですが、20cmクラスの魚を釣り上げた子どももおり、満足した笑顔でビーチに帰ってきていましたが、ほとんどの子どもが成果なしで、今度こそと意気込んでいたようです。海水浴組みはといいますと、相変わらず海藻爆弾作り、アサリ採り、砂浜組みに分かれ思い思いにすごしていました。中には早く防波堤からの高飛び込みをしたいと催促がでたのですが、午前中は干潮のため水深が確保できないため午後に持ち越しとなりました。昼食を済ませ午後のプログラムが開始されました。少しずつですが、潮が満ちはじめました。いよいよ何回もこのキャンプに参加している子どもが楽しみにしている1つの防波堤からの高飛び込みの開始です。高さおおよそ4mからのジャンプです。中々飛び込めない子どももいましたが、周りからの励ましの声や声援を受け見事なジャンプを見せていました。13:40すべてのプログラムが終了となりました。

(終わりに)

今回の島の冒険キャンプは26名の参加者と8名のリーダーで行われました。キャンプのテーマは「仲間」で自分がしてもらって助かるなと思うことやうれしいなと思うことをキャンプ期間中通してやってみようということでした。夜のプログラムやグループ活動の際などいろいろな事を決めるときにじゃんけんで決めることがあるのですが、今回は極力じゃんけんをしないで、子ども達同士が話し合いで決めるよう促しました。じゃんけんは勝ち負けを決めるだけであって、グループ活動の中では必要ないものと考えているからです。話をするということは、人間にとって大切なコミュニケーションのひとつです。  YMCAでは自分を大切にするように周りのみんな(家族、友だち等)をも大切にしてほしい。思いやりをもったこどもになってほしい。自分で出来ることは自分でやってほしい。うそを言わない正直な子どもになってほしいという願いをプログラムに取り入れ子ども達に伝えています。自宅に戻られた子ども達はいかがですか。少したくましくなっていませんか。子ども達が自分で考え、主体的に動ける子ども、自分の考えをしっかりと言葉で言える子どもになって欲しいとYMCAで考えています。

島の冒険キャンプ ディレクター 堀越祥浩

思い出写真集

思い出写真1思い出写真2思い出写真3思い出写真4思い出写真5

参加者コメント

9月5日(金) 報告者 N・Ⅰ

今年も楽しみにしていた島の冒険キャンプに参加しました。いつもより少ない人数でしたが、たくさんの友だちができました。イカダ作りや磯遊び、もちろん楽しみにしていた高飛び込みも出きて大満足です。でも、指導員の方から来年度はもしかしたら自然教育センターがなくなるかも知れないと言われたのでちょっと悲しくなりました。ぜひ来年も島の冒険キャンプに参加したいと思います。

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